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原因 |
ネコ汎白血球減少症ウイルスが原因で発症する。 主に感染したネコの排泄物や唾液に接触することによって感染するが、ネコの体外でも数ヶ月以上生き続けるので、 感染経路を特定するのは難しい。 |
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症状 |
一般的な症状としては、発熱、食欲不振、嘔吐、下痢、血便、腹痛を起こす。また、嘔吐や下痢によって、脱水症状、 体温低下がみられ、治療が遅れるとショック症状を起こして、死に至る可能性がある。 妊娠中のネコが感染すると、胎盤を通じてウイルスが胎児に移り、流産や死産を起こす。分娩前後に子ネコに感染すると、 脳に異常が生じ、歩き方がおかしくなる。 |
治療 |
点滴や皮下への輸液を行うことにより、水分と栄養を補給し、電解質のバランスを保つ。また、二次感染を防ぐ抗生物質や インターフェロンを投与して、ウイルスに対する抵抗力を強める。 吐き気がある場合、薬やミルク、流動食などを口から飲ませようとすると、嘔吐がひどくなることがあるので注意が必要である。 |
予防 |
3種混合ワクチンを接種することで予防できる。 特に、母親からの免疫が切れる頃のワクチン接種はとても大事になってくる。 家庭で行える予防策は、ネコを外へ出さないことや、ウイルスが付着している可能性のある人間の靴に触れさせないこと、 などがあげられる。 |