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病気の豆知識

狂犬病について


致死率ほぼ100%で、人間を含む温血動物にも感染する恐ろしい病気。
日本では、イヌの登録、予防接種、海外から輸入される動物への
厳重な検疫により、1957年以降全く発生していない。
2006年にフィリピンで感染犬に噛まれ、帰国後発病したという例が、実に36年ぶりに、横浜市で一名と京都市で一名の計二件ありました。
しかし、アジア・アフリカ・ヨーロッパなどの外国ではまだ狂犬病の
存在する国が多数あり、年間3〜5万人の死者をだしている。


原因


◎ヒトの場合
 狂犬病ウイルスが原因。このウイルスが発症している動物の唾液中に含まれており、 これが咬み傷等を通して
 他の動物の体内へ侵入し感染する。
 感染源となる主な動物は主にイヌだが、スカンク、アライグマ、こうもりなども感染源となり得る。
 稀に、ネコ、ヒツジ、ウシ、ヤギ、プレーリードッグなどから感染することもある。

◎動物の場合
 ヒトの場合と同じ。

症状


◎ヒトの場合
 感染してもすぐには症状は出ず、平均30日の潜伏期間を経て発症する。
 個人差によって1週間〜1年以上と差がある場合もあり。
 症状は前駆期を経て、狂躁型と麻痺型の2つに分けられる。
  
  前駆期:  ウイルスが脳に達した場合に起こる。咬傷部周辺のかゆみ疼痛頭痛発熱等の症状が出るのが特徴。

  狂躁型 常に不安感に襲われたり、興奮したり錯乱する等の他、見当識障害幻覚、麻痺等の症状が現れる。
また、水を飲む際、咽頭部に激しい痛みを伴った痙攣が起こることもある。
痙攣は水を見たり風が顔に当たっただけで起こる事もある為、このような症状は恐水症恐風症と言われる。
その後 、運動失調等が起こり、昏睡状態に陥る。
昏睡後、呼吸不全等で死に至る

  麻痺型 狂躁型で上げた症状はあまり現れず、麻痺が主な症状として現れる。

 
◎動物(イヌ)の場合
 潜伏期間は10日〜6ヶ月。通常は3〜8週間程度(前駆期は2〜3日)。
 発病すると、怒りっぽくなる等性格が変化する


  前駆期 食欲不振や暗所への隠れ等の行動異常

  狂躁型 発症したイヌの約80%に見られる症状で、よだれを垂らし凶暴性興奮状態が続き、体が麻痺し
次第に衰弱していき死に至る。その期間は通常5〜7日間

  麻痺型 短い前駆期から、直ちに筋肉の麻痺症状が続き、起き上がれなくなり、衰弱して死に至る
早い場合は1日で、一般には2〜4日で死亡する

治療


◎ヒトの場合
 特別な治療法は今のところ存在しない

◎動物の場合
 特別な治療法は今のところ存在しない

予防


◎ヒトの場合
 予防法には、感染動物に咬まれる前に行う暴露前予防と、咬まれた後、発病前にする前に
 行う暴露後発病予防がある。

暴露前予防…ワクチンを1ヶ月置きに2回接種し、さらに6ヵ月後に接種して免疫をつける。
暴露後発病予防…石鹸で傷口を洗浄後、ワクチンを接種。初回接種の日を0日とし、143090日
     計6回ワクチンを接種する。

◎動物(イヌ)の場合
 狂犬病はワクチン接種で予防が可能。またこれは狂犬病予防法でも義務付けられているので、生後3ヶ月を過ぎたら、
 毎年必ず予防接種を受ける

まとめ


◎その他・備考
 病原菌は『狂犬病ウイルス』。 狂犬病は発病したら、ほぼ100%死亡に至る
 (何故『ほぼ』なのかというと、過去にアメリカで1件だけ助かった事例があるから)
 だが、完全に直ったわけではなく、後遺症は残ったらしい。

◎まとめ
 狂犬病は恐ろしい病気である為やはり『予防する事』が1番大事。
 日本国内は、まだそこまで危惧する必要はないかもしれないが(全く安心とも言い切れない)
 外国、特に東南アジア方面へ行く時は、野良イヌ等に気を付けるべき。
 もし、イヌに咬まれた時、イヌの様子がおかしい等心配な場合は(イヌ以外、それ以外でも疑わしい場合は)すぐ病院に


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